こんにちは!ナベちゃんです。
ヨガレッスンに参加される生徒さんの中には
・体を引き締めたいけど思うように引き締まらない。
・筋肉をつけたいけど、つきにくい。
といった悩みを持っている方も多いですよね。
しかし、ヨガをしていても筋トレをやったことが無く
どう伝えたらいいのか分からないという方向けに
今回は、ヨガと筋トレの違いを知って効果的にレッスンへ取り入れる方法を解説をします。
筋トレがヨガとどう違うのかを具体的に知ることで
生徒さんの悩みに寄り添う効果的なレッスンを提供できるようになります。
ヨガで効果を実感できるレッスンをしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヨガと筋トレの違い
明白に違うのは、「目的」と言えます。
筋トレは筋肉を鍛えることが目的
ヨガは心身を穏やかにすることが目的
では、ヨガと筋トレを比較しながらヨガのレッスンに役立つその他の違いを見ていきましょう。
体型に変化を感じるのはヨガ?筋トレ?
ヨガで体型の変化を感じる人もいれば、筋トレで変化を感じたという人もいます。
なので、どちらも体型を変化させることが出来るという結論になります。
では、
「ヨガで体型の変化を感じた人」
「筋トレで体型の変化を感じた人」
はそれぞれどんなタイプだったのか詳しく見ていきましょう。
ヨガで体型の変化を感じるタイプ
体力が無いと感じている
運動らしい運動の経験が無い
肩凝りや手足の冷えが気になる
運動は見た目の変化より健康維持のため
食事制限はしたくない
ヨガは、運動の経験が無くても始められます。体力が無い方も自分に合ったクラスをみつけることで、無理なく続けられますし食事制限をしなくても健康を維持する意識があれば、体型も自然と変わってきます。
今はオンラインレッスンも多いですから、子育て中の方にもヨガはおすすめです。
筋トレで体型の変化を感じるタイプ
体力がある
過去に運動の経験がある
思い切り動くのが好き
早く結果が欲しい
目的の為なら食事制限もやる
動くのが好きで体力のある方には筋トレがおすすめです。ジムなどに行けばトレーナーさんとも仲良くなれるのでプロの力を借りて、早く結果を出すことも可能です。
しなやかでなくても、引き締まった身体になりたいのであれば筋トレは最高のツールかもしれません。
ヨガと筋トレは効果を感じるタイミングが違う
自分の体に効果を感じやすいのは筋トレです。
わかりやすく言うと、腕をダランとした状態から力こぶをつくれば明らかに見た目が変化しますよね。
目で見える部分の筋肉が鍛えられると、体型の変化も感じるということです。
反対に時間をかけて体への効果を感じるのがヨガで、
自分のレベルに合わせて少しずつステップアップしていくと、自分の体重を支える見た目では分かりにくい筋肉が鍛えられ
変化の初期では姿勢の改善により体型が変わったと感じるようになります。
結局のところヨガは筋トレになるの?
ヨガは十分筋トレになります。基本的には目に見えないインナーマッスルが使われますが、筋肉をつけたい方にもおすすめのポーズも沢山あり、
実際にしなやかな筋肉で引き締まっているヨガ好きさん、ヨガインストラクターも多いです。
ヨガと筋トレのトレーニング後の違い
ヨガと筋トレの違いは
効果を感じるタイミング
だけではなく、実際に行った後の身体の感覚にも違いがあります。
筋トレの後 / 筋肉がキュッ!と締まっている感覚
ヨガの後 / 余分な力みが無くなっているという感覚
人それぞれの感覚なので、筋トレをして脱力感があったり、とにかく筋肉痛という方や
ヨガをして関節周りに痛みが出たり、目が冴えるといった感覚という方もいますね。
こうしたトレーニング後の感覚の違いは、その日のコンディションやトレーニング内容でも大きく変わってくるものなので、
その日その時感じた感覚を楽しみの一つと考えることもレッスンの醍醐味ではないでしょうか。
ヨガと筋トレの違いを実感したい人におすすめのヨガ
自分の体も引き締めたい、レッスンにも筋トレの要素を取入れたいと思っているヨガインストラクターにオススメなのはパワーヨガ・アシュタンガヨガです。
慣れるまでは、筋トレで鍛えられるアウターを使って動いていることに気づきますので、自分で体験してみることでアウターが使われる動きをヨガのレッスンに取り入れることができるようになります。
体の悩みを解消したいという生徒さんにもオススメできるように、それぞれのレッスンの特徴を押さえていきましょう。
パワーヨガ
力強い動きとポーズのキープ時間が長めなのが特徴です。筋力を使う動きが多いのでポーズに慣れるまでは筋肉痛になることもありますが、レッスン後の爽快感はおすすめしたい理由の一つ。
アシュタンガヨガ
最初から最後まで順番が決まっている伝統的なヨガ。身体を鍛えるためのトレーニングとして始めても、続けるごとに頭の中の思考が整理される感覚は身体・思考・感情全てのトレーニングになっていることに気づかされます。
フローヨガ
流れるような、しなやかな動きが特徴です。柔軟性がある方にはぜひおすすめしたいヨガ。柔軟性に自信が無くても強度が初心者向けのクラスもありますから、一度経験してみるといいですね。
ダイエット/フィットネス系ヨガレッスン
身体を引き締める目的に特化したヨガレッスン。筋肉のトレーニングだけでは鍛えられないインナーマッスルを動かすことで代謝を高め、ヨガ特有の呼吸は、しなやかな体へと導いてくれます。
体型を変えたい人へ効果的なヨガレッスンをするには
ヨガのレッスンに筋トレを取入れる効果的な方法は
・ヨガと筋トレの違いを明確に伝えること
・筋トレとヨガの特徴を理解して動きの順番を決めること
・あくまでもヨガのレッスンであること
の3つです。では、一つづつ見ていきましょう。
ヨガと筋トレの違いを明確に伝えること
より具体的に
- 筋トレの動きをしている感覚
- ヨガの動きをしている感覚
について、どこをどう動かすと効果を感じやすくなるのかが伝われば
生徒さんの悩みを解消するための条件を満たすことができます。
筋トレとして「腹筋」を取入れた場合のインストラクション具体例
・お腹を引き締めたい方は、みぞおちと恥骨を近づけるようにしてお腹全体がキュッと締まるのを感じてみましょう。
「腹筋」の後にヨガの動きをした時のインストラクション具体例
・腹筋で使われたところに新鮮な呼吸を送り込むイメージは筋肉にしなやかさをつけます。
というように、筋トレとヨガの違いをしっかりと伝えることを心がけると
効果を実感しやすくなるだけではなく、生徒さんのモチベーションを保つことにも繋がりますよね。
筋トレとヨガの特徴を理解して動きの順番を決めること
ダイエット/フィットネス系レッスンで理想なのは、
筋トレの動きの後にヨガの動きを行う流れを繰り返すことです。
なぜなら、筋トレを行った後の特徴である
筋肉がキュッ!と締まった感覚をヨガの動きと呼吸で緩和させることが
身体への負担の軽減を促すからです。
あくまでもヨガとしてのレッスンであること
いくら筋トレを要素を入れたとしても、参加されている方はヨガのレッスンに来ているということを忘れてはいけません。
そのためにも伝えるべきポイントは
筋トレをしていることが分かる
ヨガをしていることがわかる
ということではないでしょうか。
ヨガと筋トレ、それぞれの動きにメリハリをつけることはもちろん大事ですが、
同時に伝え方にもメリハリをつけることが、筋トレをヨガのレッスンに取り入れる方法と言えます。
まとめ
今回は、「ヨガと筋トレの違い」についてを知ることで効果的にレッスンへ取り入れる方法を紹介しました。
ちなみに筋トレをヨガのレッスンに取り入れる方法は
1.ヨガと筋トレの違いを明確に伝えること
2.筋トレとヨガの特徴を理解して動きの順番を決めること
3.あくまでもヨガのレッスンであること
の3つです。ヨガインストラクターは筋トレをしないという方が多いのが現状ですが、
ヨガの世界から一歩踏み出して社会的な視点からヨガのレッスンを見ると、ヨガインストラクターは魅せることも仕事の内だということに気が付くはずです。
参加してくれる生徒さんにヨガの良さを魅せるためにも、自分で体験してみるのも大切なのではないでしょうか。
このサイトでは、ヨガインストラクターに向けてレッスンだけはない大切なことを【イントラ学】として配信しています。記事にあるヒントは使ってこそ実力という実になりますので
ヨガインストラクターとして大きな壁、小さな壁にぶつかった時はこのサイトを覗きにきていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
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