こんにちは!ナベちゃんです。
今回は「忙しくてスタジオに行く時間がない」
まだ初心者さんなら「気軽にヨガをしたい」
という方へ向けて、「家ヨガ」をオススメする理由をまとめてみました。
この記事では多くのヨガインストラクターに愛される家ヨガのジャンルについても解説をしていますので、
ヨガインストラクターでも難易度の高いポーズが苦手で、「スタジオのレッスンに通うのは気が引ける」という方もぜひ参考にしてみて下さい。
ヨガを家で行うメリット
家でヨガを行うことの最大のメリットは「移動に時間を取られない」ことです。
ヨガインストラクターという仕事は、とにかく時間に追われます。学ぶ時間、レッスン内容を作る時間、移動時間など、レッスンの本数が多い人となれば食事の時間も限られてしまう程
時間に追われるように一日が過ぎるため、自分のヨガの時間が取れなくなってしまったという人も少なくはありません。
そういった忙しいインストラクターにこそ家でのヨガは、移動に時間を取られないという点でメリットといえます。
また、リラックスできる空間で自分を観察できるというのもメリットの一つです。
緊張感から解放される空間でのヨガは、落ち着いて静かに内観をできる空間でもありますよね。たとえ僅かな時間であっても「内観」をする大切さを私たちヨガインストラクターは知っています。
知識として知ることを気軽に実践できるのも家ヨガの魅力ではないでしょうか。
ヨガを家で行うことで得られる2つの効果
リラックスできる空間で行う自分のためのヨガは、心の動きを観察する力、そして自分の実力を知ることが出来るという効果があります。
例えばレッスンでポーズを抜かしてしまったり言葉に詰まってしまった時の頭の中では「リカバリーをしなくては!」と、誰だって焦りながら考えていますが
リラックスできる家でのヨガを通じて、最も落ち着いている状態がどんな感覚なのかを知っていればリカバリーが必要な時も「焦り」という心の動きに上手く対処できるようになるというのが期待できる効果の一つ目です。
二つ目の効果は、得意なポーズや苦手だと感じるポーズについて本来の実力を知ることができます。
気合を入れて行う訳でもなく、かといってリラックスし過ぎる訳でもなく、その中間のフラットな状態で行うアーサナが本来の「実力」です。
また、基準となる実力を知っていればアーサナが深まっていく過程を「良い」「悪い」というジャッジではなく、その一歩先の「受け入れる」ということが出来るようになります。
ヨガはスタジオやオンラインでやらなくてもいいの?
生徒さんという立場で誰かのレッスンを受けることは、もちろん必要です。
家でのヨガは「内観する環境」だとすると、生徒として参加するレッスンは自分に取り入れるための学びでありスタジオやオンラインはそのための「学ぶ環境」と言えます。
「内観する環境」と「学ぶ環境」を分けて考えることは日常生活でのストレスを軽減してくれるONとOFFのを使い分けるのと同じで、集中力の向上やストレスの軽減にも役立つことから、生徒としてレッスンに参加することも必要です。
家でのヨガはどのくらいの頻度で行うもの?
できれば毎日と言いたいところですが、
家で一人でヨガをするって
なんだかヤル気出ないな。。
なんて声も聞こえてきそうですね。
ヨガインストラクターだからと言って必ずしも自分のヨガを練習しなければならないというルールはなく、
「やる」「やらない」はもちろん自由ですしアーサナの練習だけが「ヨガ」ではありませんので
マットの上での練習は1日おきでも3日おきでも時間に無理のない範囲で行えばいいと思います。
その中でちょっとした目標ができると、自然と毎日やるようになるものだからです。
家ヨガにお勧めのジャンル
家でのヨガの魅力は「内観できる」ことにあります。
その魅力を最大限引き出してくれるオススメのヨガは、最初から最後まで決まったシークエンスを行うアシュタンガヨガ。
アシュタンガヨガは頑張らなきゃできないようなイメージを持たれやすいですが、決してそんなことはありません。
家ヨガにアシュタンガヨガをオススメできる理由
最初から最後までアーサナの順番が決まっているので、順番さえ覚えてしまえばシンプルに自分の呼吸のペースで練習することができるからです。
極端に言えば、太陽礼拝3回でも立位で終わってしまってもOK!
何故なら、その日その時の自分を素直に受け入れられるのも家ヨガならではの醍醐味でもあります。
アシュタンガヨガの効果
- 身体を支える体力が向上する
- メンタルが強くなる
- 自分と上手に付き合えるようになる
身体を支える体力が向上する
アシュタンガヨガは沢山動きます。ハーフプライマリーからフルプライマリー、セカンドシリーズと順番にアーサナの数や難易度が上がるので、続けていくと身体を支える最低限の筋力が付き、見た目も引き締まった印象になってきます。
メンタルが強くなる
身体に強さが出てくると、自ずとメンタルも強くなります。心と身体の繋がりの関係性を理解できる素晴らしい練習がアシュタンガヨガで実感できるはずです。
自分と上手に付き合えるようになる
アーサナを行っていると「くじけそう」になる瞬間があります。そう思っていたとしても5呼吸をこなし、アーサナも抜かすことなく順番に進めるには
自分を受け入れ、時にはなだめながら行うことになります。その繰り返しは例えば日常生活で「面倒だ」と思うことに対しても前向きに取り組めるようになるなど、自分の感情と上手に付き合えるようになります。
アシュタンガヨガなら学べることも豊富
- 解剖学で学んだことの実践になる
- 身体の感覚をレッスンにも活かせる
- 哲学を理解できるようになってくる
解剖学で学んだことの実践になる
解剖学を知識として学んでいても、教科書通りの骨格や筋肉の人はいません。ここにはこんな骨があってこんな筋肉が付いていたなと想像しながら実際にどういう力の伝わり方をするのかをアーサナを通して学ぶことができます。
アシュタンガヨガは動く瞑想と呼ばれているくらい呼吸に集中するものではありますが、ヨガインストラクターという仕事柄、家ヨガでの練習では体の働きを意識してみてもいいと思います。
身体の感覚をレッスンにも活かせる
アシュタンガヨガで得た身体の感覚は、仕事としてのヨガレッスンにも役立ちます。自分が体感、体験したことほど説得力のあるものはないですから、少なからずレッスンに自信が持てるようになります。
哲学を理解できるようになってくる
アーサナの実践をすることなくヨーガ・スートラを理解するのは難しいでしょう。もしかするとアーサナをしなくてもサマーディに至る人もいるのかもしれませんが、それは知識と実践が伴ってこそ、なし得る状態なのではと思っています。
まとめ
今回は「心身を鍛える!今日からできる「家ヨガ」のススメ」として
ヨガを家で行うメリットや効果、オススメのジャンルについて解説をしました。
特にオススメのアシュタンガヨガは、ヴィンヤサが多く含まれるのでヨガマットに耐久性を求めるようになってきます。
そんな時にはアシュタンガヨガと相性抜群のManduka(マンドゥカ)をぜひ使ってみて下さい。
このサイトでは、ヨガインストラクターが悩みがちなことを自分で解決できるようになるヒントを【イントラ学】として配信をしています。
ヒントは使ってこそ実力となっていきます。迷ってしまった時や壁にぶつかった時にはヒントを探しにまた覗きに来てください。宜しくお願いいたします。
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