骨盤とヨガの関係/骨盤調整ヨガのレッスンポイント

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こんにちは!ナベちゃんです。

「骨盤調整(矯正)ヨガ」のクラスを持っているけれど

回を重ねるごとににワンパターン化してきちゃった。。

骨盤の歪みって具体的にどういうこと?。。

という方向けに、今回は今さら聞けない骨盤のこと、骨盤調整(矯正)ヨガのレッスンポイントについてまとめてみました。

レッスンが毎週あってネタ切れしそう。。という方はぜひ参考にしてみてください。

シークエンスを作る時のポイントがわかるようになります。

「骨盤のゆがみ」とはどういう状態なの?

一般的に「歪み」と聞くとグニャっと曲がったり捻じれるような、変形をしているイメージを持たれる方が多いですよね。

でも骨盤は骨格であり骨です。幼い頃から成人へと骨格が成長する間中何かしらの力を加え続けなければそこまで変形するというのは考えにくいです。

では、「骨盤が歪む」とはどういう状態なのか具体的に解説をします。

歪みとは骨盤が傾いた状態

骨盤そのものが変形するのではなく、周りの筋肉や関節の影響から前後、左右に骨盤が傾いた状態を「骨盤の歪み」と表現されていることが殆どです。

例えば立つ時に体の左側に体重を乗せるクセがある人の骨盤は左が低いか右が後ろに引いてしまうことがあったり、

反り腰の人は骨盤が前に傾きやすく、反対に猫背の人の骨盤は後ろに傾きやすいといった状態が、いわゆる「骨盤の歪み」と表現されます。

骨盤とヨガの関係

骨盤の歪みが変形によるものでないのであれば周りの筋肉をほぐし、骨盤を支える使われていなかった筋肉を使えるようにできるのではないか?というのが骨盤の歪みに対するヨガの期待される効果です。

つまり、骨盤の傾きの改善を促すことが骨盤とヨガの関係ということになります。

骨盤が歪むと身体にどんな影響があるのか

骨盤の傾きによる身体への影響は沢山ありますが、ヨガのレッスンに来てくれる方は基本的に日常生活が困難になる程の重大な問題を抱えている訳ではありませんので

ごく一般的なヨガのレッスンで取入れられる症状をまとめてみました。

骨盤の歪みによる影響/肩凝り・腰痛

猫背気味の方はお尻に力が入りやすく、同時に肩も緊張してしまいコリという症状を感じやすいです。

また、反り腰気味の方は腰に負担がかかった状態になりがちで、その負担が傷みとして出てくる場合があります。

骨盤の歪みによる影響/むくみ・便秘・冷え

脚のつけ根には大きなリンパ節や太い血管が走っていますが、そこが圧迫されたり流れが悪くなることで便秘や浮腫み・冷えの原因になることが考えられます。

骨盤の歪みによる影響/太りやすくなる

骨盤の前後の傾きはボディラインに影響します。反り腰であればお腹は前に出ますし、猫背気味であれば下腹部が出やすいのは想像できますよね。

また、血行が悪ければ代謝も悪いということになるので「太りやすくなる」というのも納得がいきます。

ヨガで骨盤を矯正するには

全身をほぐし、肩やお尻、股関節まわり、お腹周りの筋肉が使えるよう刺激を入れるというのがヨガで骨盤を矯正する手段だと言えます。

特に脚が浮腫みやすいという生徒さんは「骨盤調整ヨガ」に参加した後に

脚が軽いです!

脚がスッキリしました!

という感想を寄せてくれる方も多いことから、改善したい症状を絞ったレッスンの流れ(シークエンス)を作ることがヨガで骨盤を矯正する方法です。

骨盤調整ヨガのレッスンポイント

「骨盤調整ヨガ」のレッスンのポイントは、改善したい症状(テーマ)を絞ることになります。

  • 肩凝り・腰痛
  • 浮腫み・冷え
  • 骨盤を立てて代謝up

など、より具体的に骨盤周りのどこにアプローチしたいのか(テーマ)シークエンスを症状別に細かく分けたレッスン運びにすると、生徒さんにも伝わりやすく効果も感じやすくなるはずです。

骨盤調整(矯正)ヨガのシークエンス例

ここからは、「骨盤調整(矯正)ヨガ」のテーマ別に解説とシークエンスの例を見ていきます。生徒さんに効果を実感してほしいという方はぜひ参考にしてみてください。

また、インストラクションではお尻の高さを左右同じくらいに揃えることと、腰が落ちないように気を付けながら鼠径部を引き込むように促すことが共通のポイントです。

骨盤調整ヨガ/テーマ:肩凝り・腰痛

全身を丁寧にほぐしてから、前屈と軽い後屈を繰り返すメインパートに入ります。

深い前屈は腰に痛みを感じやすいので、浅めに留める配慮をしたいところです。

また、キツイようであれば腰に手を当てたり太ももに手を添えるなど、クラスの強度によって工夫をするようにします。

骨盤調整ヨガ/テーマ:浮腫み・冷えの改善

できればリンパの流れに沿って動いていきます。また、捻じる動きはむくみ改善の期待が持てるためレッスンを行う場所で規定が無ければ積極的に取り入れたいところです。

強度が足りなければヴィンヤサを入れ、キツイようであればキープを短く切りの良いところでチャイルドポーズを入れるといいかもしれません。

骨盤調整ヨガ/テーマ:骨盤を整えて代謝up

開脚をするポーズをメインで入れます。

骨盤底筋に刺激が入るように、解剖学を理解しておきたいシークエンスです。また、股関節周りを十分にほぐしてからテンポ良く進めたいですね。

まとめ

「骨盤とヨガの関係/骨盤調整ヨガのレッスンポイント」は

「骨盤が歪む」とは骨盤が傾いた状態の表現で、骨盤の傾きの改善を促すことが骨盤とヨガの関係です。

また、より具体的に骨盤周りのどこにアプローチしたいのか(テーマ)シークエンスを症状別に細かく分けたレッスン運びにするのが「骨盤調整ヨガ」のレッスンポイントとなります。

骨盤調整(矯正)ヨガは、テーマが決まっている分シークエンスのバリエーションに詰まりやすいレッスンでもあります。

もし、そういった「ネタ切れ」状態なのであれば、レッスン以外の場所で人の動きの観察をしていると、例えばスーパーやショッピングモールのレジ待ちで左に体重を乗せている人が多かったり、歩く時に体が左右に揺れる人やつまづきやすい人など

どうしてそういう動きになっているのかを調べることでアイディアが生まれることもあるので、時間に余裕があればやってみるのもオススメです。

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