こんにちは!ナベちゃんです。
レッスンのシークエンスを作るのに
時間はどのくらいかけているの?
効率よく作る方法はある。。。?
今回は、ヨガレッスンに欠かせない”シークエンス”の疑問についてまとめました。
この記事でわかること
- ヨガシークエンス作りの平均時間
- ヨガシークエンス作りに時間がかかってしまう原因と対処法
- ヨガシークエンスを効率よく作るためのポイント
ヨガシークエンスとは、ヨガのレッスンに欠かせないインストラクションを乗せる台本のようなもので、レッスンの流れそのものだと言えます。
シークエンスはレッスンごとに必要なので、できるだけ手短に作れることが理想です。ヨガインストラクターという仕事のメインは「レッスンを行うこと」です。
レッスンの準備に手間取っているようではチャンスである急な代行レッスンを受けることも難しくなってしまいますよね。
そこで今回はヨガシークエンスを作る平均時間につて紹介したうえで、時間がかかってしまう原因や効率を上げる方法について解説をします。
ヨガシークエンスを作る平均時間は○分!
シークエンス作りにかける時間は5分から60分です。
とは言っても0分の人もいます。つまり、人それぞれだということ。ヨガインストラクターの勉強を始めたばかりの人とベテランの先生ではシークエンスに対する経験値も違いますし、そもそもレッスンの経験値が違いますから
「自分はまだまだだな。。」という方はシークエンスを作るのに時間はかかって当たり前だと思っていて問題ありません。誰もが通る道ですから!
ヨガシークエンス作りに時間がかかってしまう原因と対処法
ヨガシークエンス作りに時間がかかってしまう原因は、主に以下の3つです。
- レッスンテーマが定まっていない
- ヨガシークエンスの全容がわかっていない
- ポーズの選び方に問題がある
①レッスンテーマが定まっていない
シークエンス作りに時間がかかってしまう原因の一つ目は、レッスンテーマが定まっていないことです。
例えば「ダイエットヨガ」というプログのクラスであれば「今日はウエストの引き締め」、「来週は内ももの引き締め」といった具合に
どんなプログラムであるかが生徒さんに伝わりやすくなるように設定します。
レッスンテーマが定まっていないと、生徒さんから見れば「何のレッスンに参加しているのか」が分からなくなり、レッスンへの参加率が低下してしまう原因にもなりかねません。
レッスンテーマについては下記の記事でも解説をしていますのでぜひ読んでみてください。
②ヨガシークエンスの全容がわかっていない
ヨガのシークエンスが質の良いチョコレートが入った一つの箱だと仮定すると、シークエンスという箱の中には厳選されたチョコレートのようにヨガのポーズが入っていることになります。
③ポーズの選び方に問題がある
シークエンスに組み込むポーズ選びに問題があれば60分のシークエンスを作るのが難しくなります。
まずはヨガのアーサナ(ポーズ)を体を正面に向けて動くポーズと、体を横に向けて動くポーズの2つに分けて考えてみましょう。
なぜなら、この2つのどちらを採用するかでシークエンスの大枠が決まるからです。
え?たったのこれだけで、どうしてシークエンスの大枠が決まるのでしょうか?わかりやすく解説をします。
ポーズを2つに分ける理由
例えばウッターナーサナをしたとします。次にパールシュバコナーサナをしようとすると股関節が相当開くか物凄く柔軟性がない限り動きにくいはずです。
少々極端な例ではありましたが、レッスンに参加してくれる生徒さんの安全性とスムーズな動作を確保するというのがポーズ(アーサナ)を2つに分ける主な理由です。
また、ポーズの種類を2つに分けることでいくつかのメリットも生まれます。
ポーズを2つに分けるメリット
体の向きを一方向に揃えることでレッスンの流れに統一感のあるシークエンスを作ることができるようになります。
動きに統一感があれば生徒さんも次の動きが予測できるようになるので、ポーズを2つに分けるメリットはポーズからポーズへの移行がズムーズに進められるということと、レッスンテーマが伝わりやすくなることです。
ヨガシークエンスを効率よく作るためのポイントはコレ!
メインポーズとはレッスンの山場に組み込むポーズのことですが、大切な人への贈り物として箱の真ん中に入れるチョコレートを選ぶように
メインに選んだポーズを中心にそのポーズが引き立つようにバリエーションを組んでいきます。
そうすることでレッスンの流れにメリハリがつくので、メインポーズは1つにするのがシークエンスを効率よく作るためのポイントです。
ただし、リラックスヨガでメインポーズがアームバランス。。。といったことにならいよう、レッスンテーマや強度に配慮して決めるようにします。
では、具体的にメインポーズを選ぶ方法をみていきましょう。
メインポーズをレッスンテーマから選ぶ方法
作ろうとしているシークエンスのレッスンテーマが「肩甲骨をほぐす」だとしたら、腕を上げるポーズなどが分かりやすいですし、「内ももの引き締め」なら脚を大きく開くポーズを選ぶはずです。
何より大切なのはレッスン内容が生徒さんに伝わることなので、レッスンテーマに沿っている伝わりやすいポーズをメインに選ぶという方法になります。
メインポーズをクラスの強度から選ぶ方法
レッスン強度が決められている場所や、自分で運営しているクラスでもレッスンに参加してくれる生徒さんのレベルを考えた上でメインとなるポーズを選定する方法です。
リラックス系では強くなり過ぎないように、沢山動くクラスなら物足りなさを感じないようなポーズを1つ選びます。
また、この段階で選んだポーズが体を正面に向けて行うポーズなのか横に向けて行うポーズなのかによってメインポーズに繋げるバリエーションが決まりますので、クラスの様子をイメージしながら選びたいものです。
まとめ:ポーズの選び方を知って効率的にシークエンス作ろう
というわけで今回は、ヨガのシークエンスを効率よく作る方法についてまとめました。
- 「ヨガシークエンス」という箱の中には厳選されたポーズが入っている
- ポーズは体を正面に向けて動くポーズと、体を横に向けて動くポーズの2つに分けて考える。
- ヨガシークエンスを効率よく作るポイントは、メインポーズは1つに絞ること
- メインポーズを選ぶ方法は2つ
- レッスンテーマから選ぶ
- レッスン強度から選ぶ
ヨガのレッスンを行うには日々のシークエンス作りが欠かせません。
いつもシークエンスを作るのに時間がかかってしまうな。。。という方は原因を理解することでシークエンスを効率よく作れるようにしましょう。
今よりずっと生徒さんに「伝わる」レッスンができるはずです!
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