瞑想は難しい?
いえ、誰でもできます!
ヨガインストラクターだけど瞑想はしない。という方は、もったいないな。。。と思います。
例えばスマホで動画を視聴している時って、すごく集中していると思いませんか?
面白いコンテンツを観て一人で笑ってしまうこともありますよね。
1つの事だけに注意を向けた状態が瞑想です。
と言う事は、何かの世界に入り込むのは瞑想の入口と言えます。
では、瞑想の効果を紹介する前にまずはどんな状態が瞑想なのかについて、
わかりやすく解説をしますので瞑想状態の体験がないという方はぜひ参考にしてみて下さい。
この記事を最後まで読むと瞑想について「面倒だ」という理由も無くなります。
瞑想は「ただ1つの事に集中した状態」を意識的に行う
頭の中にある思考を目で見る事はできませんが、自分で観察することはできます。その方法がヨガではシャバーサナですが、
シャバーサナがどんな思考があるのか流れる思考を沢山のショート動画を観るように観察をすることに対し、瞑想は1つだけを見続けるようなイメージです。
例えばリラックスタイムで本を読んでいて、家族に「~やっておいてねー」なんて急ぎではない用事を頼まれた時
「んーわかった!」と言いつつも読んでいる本から目を離さないような状況と同じで
瞑想は頭の中にあるたった1つのことに集中しつつも、周りで起こっていることも認識した状態です。
「百聞は一見に如かず」と言うように、やってみることが一番理解しやすいですのでヨガの瞑想の種類とおすすめのやり方を紹介します。
ヨガの瞑想の種類は「静」と「動」の2つです。
「静」は、静かに座る瞑想です。一般的に「瞑想」と聞いてイメージするのはこの座って行う瞑想ですね。
「動」は動く瞑想です。よくアスリートが「ゾーンに入る」って言っているのを聞いたことがあるでしょうか?動く瞑想は正にそれと同じような感覚です。
ヨガ2つの瞑想のやり方
「静」の瞑想と「動」の瞑想のやり方に共通しているのは次の3つです。
- 座法
- 呼吸
- 意識
では、「静」「動」それぞれのやり方を詳しく見ていきましょう。
ヨガ「静」の瞑想
座法:あぐら
あぐらの姿勢で座ります。背筋を伸ばしてお尻が痛い様ならクッションなどを敷いてもかまいません。
両手は楽な位置に降ろしますが、手の平は上向きにすると集中しやすくなります。
呼吸:吸う5カウント吐く10カウント
一度大きく深呼吸をして肩や首回りをリラックスします。目を閉じて呼吸だけに集中を傾けてみましょう。
落ち着いてきたら吸う息を5カウント、吐く息を10カウントを繰り返します。
意識:呼吸
物音に意識が向いてしまっても、思考に意識が向いてしまったとしても、ただ呼吸に意識を戻します。
呼吸のカウントができるようになったら、例えばロウソクやお香など、一つの事・物だけをイメージして、それ以外のことに意識が向きそうになったらイメージしている事に戻ってくるようにしましょう。
ヨガ「動」の瞑想
座法:アーサナ
伝統的なヨガであるアシュタンガヨガを日々練習しているのならば、それで十分です。
次はこのポーズ、その次は。。。と考えなくても身体が動くのが理想なので、もしアシュタンガヨガの順番がわからなければ太陽礼拝を行うのも一つの方法です。
呼吸:ウジャイ呼吸
できればウジャイ呼吸(喉の奥の方をストローのように細くして摩擦のような音をたてる呼吸法)をすることで動きながら呼吸に集中をします。呼吸のカウントは行いません。
意識:呼吸
「静」の瞑想と同じように環境や思考に捕らわれても、呼吸に意識を戻してきます。
呼吸に集中すると動かしているはずの身体への負荷が驚くほど軽くなる瞬間が出てきます。すると頭の中を巡っている思考が気にならなくなり、体全体が一つのエネルギー体のような感覚があります。
初心者の方にオススメの瞑想方法
瞑想?ちょっとやってみようかな!という方にオススメなのは、「静」と「動」を組み合わせた方法です。
- 太陽礼拝を3~5回行う
- あぐらの姿勢で座る
突然座って呼吸に集中するのは難しいので、まずは体をほぐしてリラックスできるようにヨガを行います。
何もせず座るのと違って身体を動かした後は集中力が上がっているので瞑想もしやすく、身体がほぐれたことにより呼吸も楽に出来るはずです。
ヨガの瞑想の効果
ヨガの瞑想に期待される効果は沢山ありますが、実感しやすいのは
- 集中力の向上
- ストレスの軽減
- 睡眠の質が上がる
- イライラしにくくなる
- 疲れにくくなる
など、5分でも10分でも一日のわずかな時間に瞑想を取入れるだけで、日常の生活を今よりずっと穏やかに過ごせるようになる凄い効果が期待できます。
まとめ:ヨガの瞑想をもっとカジュアルに
「ヨガの瞑想効果が凄い!2つの方法とオススメのやり方」についてまとめてみました。
今回紹介したヨガの瞑想に期待できるのは
- 集中力の向上
- ストレスの軽減
- 睡眠の質が上がる
- イライラしにくくなる
- 疲れにくくなる
など日常の生活を今よりずっと穏やかに過ごせる凄い効果でした。
また、期待できる効果を実感するためのヨガの瞑想を行う2つの方法は
- 「静」の瞑想
- 「動」の瞑想
そして初心者の方にもオススメのやり方は
「動」+「静」の瞑想
よし、やるぞ!なんて気合もいらないですし、小さな画面の代わりに自分の頭の中を覗くだけなので
スマホを見る時の集中力があればヨガの瞑想もできるはずです。
日常のストレスや心身の疲労回復、リフレッシュにぜひもっと気軽にカジュアルに「ヨガの瞑想」を取入れたいですね。
このサイトでは、ヨガインストラクターが悩みがちなことを自分で解決できるようになるヒントを【イントラ学】として配信をしています。
ヒントは使ってこそ実力となっていきます。迷ってしまった時や壁にぶつかった時にはヒントを探しにまた覗きに来てください。宜しくお願いいたします。
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