ヨガは美容や健康、ダイエットなどさまざまなメリットや効果があると言われていますが、効果を実感できる人もいれば効果は無いと思う人もいます。
今回は、「その差はどうして出てくるのか」についてまとめてみました。
ヨガを続けているけれど効果が感じられない方や、50代60代でヨガを始めても効果はあるのか知りたいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ヨガの効果を引き出すコツがわかるようになります。
ヨガの効果を感じられないのはどうして?
ヨガと聞くとしなやかなポーズを思い浮かべる人も少なくはないと思いますが、そういったポーズは長い年月をかけて練習するのが一般的で
もともと柔軟性のある人でない限り最初からできるわけではありません。ポーズを練習していく過程で少しずつ柔軟性がつき、筋力が増すことで難易度の高いポーズにも挑戦できるようになります。
そうした身体への変化は、ほんの数カ月で辞めてしまえば当然ながら効果を実感することは難しいので、身体的な効果だけを追い求める人にヨガは不向きかもしれません。
ヨガの効果を実感できる人の特徴
反対にヨガそのもを楽しめるようになると、効果を感じられるようになります。
ヨガは動きながら深い呼吸を繰り返すことで副交感神経(リラックスしているときに働く神経)が優位になり、気持ちが前向きになったりイライラすることが減るなどメンタルへの変化を促します。
そうした心の動きに気づくと「効果」と言うよりは、ヨガそのものが楽しいと感じられるようになり次第に身体も変わってくるというのがヨガの効果を実感できる人の特徴です。
ヨガの効果を実感するまで続けていくコツ
健康のために何か運動をしたいけれど、今まで長続きしなかった。。という話をよく聞きますが、
ヨガに限らず継続していくには「無理をしないこと」ではないでしょうか。
例えば、普段運動しない人が突然フルマラソンに挑戦しても途中で辛くなり挫折してしまうことが想像できますよね。
「よし!やろう!!」という気持ちは素晴らしいですが、最初から乗り超える壁が大きすぎるとその分挫折しやすくなります。
では、近所を散歩する程度のウォーキングであればどうでしょう?5分程度から、10分15分と少しずつ時間と距離を伸ばすうちに小さな目標をクリアする喜びと達成する自信がついてきます。
ヨガも同じで、最初は運動量の少ないレッスンから徐々に時間をかけてレベルを上げていくことが続けていくコツです。
50代でもヨガの効果はある?おすすめの理由
50代と言えば更年期を経験、または経験中の方もいますよね。症状や期間は人それぞれですが、身体が大きく変化する時期が40代後半から50代中頃までと言われています。
何かしらの持病・病が無ければヨガは年齢を重ねようとする心身を穏やかに整えてくれる最高のツールです。
- ヨガは軽い運動であること
- 血液の循環を促してくれること
- 精神面を落ち着かせてくれること
など、ヨガの効果は大きな変化を迎えた身体にこそメリットがあるのではないかと思っています。と言えるのは、私自身が更年期で症状が出たときにヨガをしていて良かったと思える瞬間があるからです。
またヨガを定期的に行う人は、自分との付き合い方が上手な方が多く、背筋が伸びていてとても若々しい印象ということからも、50代の方に是非ヨガをおすすめしたい理由です。
60代のヨガの効果は?
人生経験が豊かな年代の生徒さんを何人も見て来ていますが、初めの頃はどの年代であっても身体の動かし方がわからなかったり、動きに戸惑う様子はうかがえるものの、
慣れてくると集中力は抜群で肩凝りや腰痛、冷えの改善など、効果を実感するのが早いという印象です。
また、心身共に落ち着いてくる60代だからこそ無理をしないことを前提に「ヨガに楽しみを見出すこと」がとても上手なのではないかと思っています。
現代では60代といってもまだまだ現役でお仕事などをされていて、日々を忙しく過ごしている方も多いですよね。
そういった方にこそヨガ教室やヨガサークルなど、仲間との交流も楽しめるヨガは心身の健康に役立つのではないでしょうか。
まとめ:楽しむことがヨガの効果を引き出すコツ
今回は、ヨガの効果について「実感する人」「しない人」の違いをまとめてみましたが
ダイエットや美容の効果に惹かれてヨガを始めた方も、「効果が出るまで続けてみる」といった気持ちがある方は挫折することなく、次第に「楽しみ」としてヨガを継続できるようになります。
下記の記事ではヨガで筋肉が「つく人」と「つかない人」の違いについてまとめていますので、ヨガを続けているけれど効果がわからないという方は、是非あわせて読んでみて下さい。
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