こんにちは!ナベちゃんです。
インストラクターなら誰でもレッスンへの参加人数が少ないと悩みますよね。
一生懸命真面目にレッスンに取り組んでいればなおのこと。「どうして集まらないのだろう?」と考えを巡らせてしまします。
そこで今回は、参加人数が少ないときに陥りがちな問題の解決方法について解説します。
この記事はこんな人におすすめ!
- レッスンへの参加人数が少なくて悩んでいる方
- 人気の先生の時間を引き継いでプレッシャーを感じている方
- どうして参加人数が増えないのかを知りたい方
レッスンの参加人数についての問題はインストラクターとしての信用にもかかわりますので、早めに解決しましょう。
この記事を読めば前向きにレッスンへ取り組めるようになります。なぜなら、ナベちゃん自身の失敗から生まれた成功法を解説しているからです。
考え方のコツ/ネガティブチャレンジのstop
レッスンへの参加者が少ない日が続くとき、頭の中ではぐるぐると
- レッスンがつまらないのかな?
- キツイのか?それともユル過ぎるのかな?
- 私がダメなのなかな?
というような考えが巡っています。ナベちゃんがこの状況に陥ったときは更に「あれはダメか?これはダメか?こうしてもダメか?」と、ネガティブチャレンジをしていました。そしてその結果はレッスン時間の移動を宣告された。。。という過去があります。
そんな苦い過去ではありますが、それ以降ネガティブチャレンジをする前にその思考を変換することを覚えると、徐々に参加人数が増えるクラスを作れるようになったのです!
>>>まずはネガティブチャレンジのストップを
集まらないことについて考えるということは、何がダメなのかと「来ない理由」を集めているということに気づかなくては始まりません。
参加人数が0人であればそう考えるのも分かりますが、1人でも参加されている方がいるのであれば逆に「なぜ自分のクラスにきてくれているのか」という考え方が参加人数を増やす近道になります。
来ないことを前提に考えていては「来る理由」も見えてきませんから、レッスンへの参加者を増やすためにもレッスンに参加される方がなぜ自分のクラスに来てくれているのかを一緒に考えましょう!
考えられる理由としては3つあります。
- 時間帯が合う
- プログラムが気に入っている
- 先生がお気に入り
レッスンへの参加者を増やすコツの1つ目は、自分のレッスンに来てくれている理由を見つけること。ここが明確になると参加される方への対応も変わるはずです。
それでは1つづつ簡単に説明していきますね。
レッスンのコツ/理由と対応策
時間帯が合う
参加される方の多くは仕事をされています。仕事前や仕事が終わった後など、仕事の都合でその時間帯しか参加できなかったりお休みの日で都合の良い時間帯だからという参加される方の都合による理由。
>対策と工夫事項<
・疲れ過ぎないようにクールダウンを長めにする
・集中力を高めるポーズを入れて思考の休憩を促す
・呼吸を意識してストレス解消を促す
プログラムが気に入っている
痩せたい、引き締めたい、体質を改善したいなど目的をもって参加される方の多くは自分に合っていると思うプログラムに参加します。なので参加している時間帯のプログラムが変更されると、参加する時間帯も変更するという参加される方の都合による理由。
>対策と工夫事項<
・プログラムに忠実なレッスンを心がける
・効果への説明を丁寧にする
・効果を維持するポイントを伝える
先生がお気に入り
いわゆる先生のファン。特定の先生のレッスンが好きなので、先生が担当している時間が変更されればそちらの時間帯に参加するという先生の都合に合わせた理由。
>対策と工夫事項<
・より親しみやすいように挨拶を工夫する
・回数を重ねても安定感のあるレッスンを心がける
・自分の個性を出す
他に思いつく理由があればどんな些細なことでもメモでもに書き出してみましょう。
>>>思考をポジティブチャレンジに変換する
レッスンがつまらない、強度が合わないというのは自分が思い込んだだけの理由であって
レッスンに参加してくれている方の参加理由は参加者が「良いと思っているところ」があるからです。
・仕事の帰りに寄るのに丁度良い時間だから
・運動不足の解消に良いと思ったから
・先生がとても良いから
というように、何かしら良いと思う理由があるからこそ参加者はレッスンに来てくれています。
参加者が少ないと「~だからダメなんだ」「~だから集まらないんだ」といったネガティブな思考に陥りやすくなりますが、「何故そうなっているのか」を考えることは次へ繋げる反省点を見つけられるというメリットもありますから、決して悪いわけではありません。
ただ一つ言えることは、どんなに「売れている」「人気がある」と言われるインストラクターでもレッスンへの参加者が少ないことに悩んだ時期がある。ということです。
言ってしまえば誰もが通る道ですから、この記事を読まれている方は売れっ子への道を進んでいるのですよ!自信は無くても当たり前。前向きな行動が参加者の心を掴みます。
ここからは、
・参加者0人だった小規模クラスを満席連発のクラスにした時
・集まらない時間帯を「3カ月で満席にして下さい」と言われ達成した時
この2つの出来事に共通した「やっていたこと」を解説します。
誰でもできることですから、レッスンへの参加人数に不安がある方はぜひ参考にしてみて下さい。
成功のコツ/信頼関係を作る
やっていたことリスト
・参加者とコミュニケーションをとる
・参加者の名前を呼ぶ
・さりげないボディータッチ
詳しく解説します。
参加者とコミュニケーションをとる
「会話」をするということです。何を話して良いのか分からないという方は、相手を褒めることを意識すると話やすくなります。
例えば、ヨガに参加される方は殆どの場合ウエアーを着ていますからデザインや色で「お似合いですね」や、「素敵な色ですね」などの会話につなげます。ネイルをされている方へはネイルについての会話をすると、それだけで喜んでもらえますよ!
会話の糸口になる「褒めるポイント」
- ウエアー、ネイル、まつエク、お水のボトル
- 声、表情、お肌、耳の形、脚の長さ、指の長さ
などなど、一例ではありますが「褒めるポイント」はクラスによって沢山ありますから他に目につくものがあれば、とにかく「褒める」を意識しましょう。
レッスンは当然ですが、ちょっとした会話でも相手に喜んでもらうことが大切です。そして何よりインストラクターは「先生」と呼ばれますが決して偉い存在ではありませんので、参加してくれる方と対等の立場であることを忘れてはいけませんね。
参加者の名前を呼ぶ
規模の大きいスポーツクラブやスタジオでは難しい場合が多いですが、参加者の名簿などをインストラクターが見れる状況であれば可能な限り参加される方の名前を覚えると、それだけで次回の参加率が上がります。例えばレッスン前のシチュエーションをイメージしてみましょう。
こんにちは!今日も暑いですね~
ナベちゃんさん、こんにちは!今日も暑いですね~
この二つの内、どちらの挨拶をされると嬉しいですか?
自分がレッスンに参加するなら後者の挨拶が嬉しいです。そして、人気のあるインストラクターさんの多くは必ずやっている心がけの一つなので是非真似したいテクニックですね。
さりげないボディータッチ
レッスン中のアジャストと違って難易度を感じる方もいるかと思いますが、やり方さえ分かれば簡単に取り入れられますのでチャレンジしてみましょう。
シチュエーションはレッスンの前後です。軽い会話を交わしながら「肘」に触れます。
分かりやすく言うと、親しい友人と大笑いするような会話をしているとき思わず腕に触れてしまった経験はありませんか?肩や腕などに触れても嫌な気にならないのは、お互いに気を許せる存在であり信頼関係があるからですよね。もちろん参加される方は友人ではないので手のひらで軽く触れる程度にとどめます。
アジャストもそうですが、触れることは相手に安心感・信頼感を与えることにつながりますから、レッスン中にアジャストに回れなかった方には特にこうした気配りを忘れないようにしましょう。
まとめ
レッスンへの参加者を増やすには、3つのコツをしっかりと理解することが大切です。参加者が少ないことに対するネガティブな思考を前向きな考え方へと変換することで、参加される方への対応策や信頼関係を築いていく道が開けてくるからです。ちみに3つのコツとは
- 考え方のコツ/ネガティブチャレンジを辞める
- レッスンのコツ/参加の理由と対応策
- 成功のコツ/信頼関係を作る
どんな場所や状況でも明日急に参加人数が増えるわけではありません。しかし、3つのコツを実践していけば少しずつ人数も増えてきますから、地道な努力を怠らないことが大切です。また、レッスンは人対人の場ということを常に忘れないようにしましょう。
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