こんにちは!ナベちゃんです。
ヨガインストラクターは、どこかの社員として活動するかフリーで活動するかのどちらかになりますが、今回はフリーで活動の幅を広げたい方へ
フリーインストラクターの活動方法が知りたい。
ビギナーでも自分で運営できるの?
どんな場所が借りられるの?
運営するにはどんな準備が必要なの?
どうやって宣伝するの?
など、自分で小規模クラスを運営する方法を解説します。これから自分で運営したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
小規模で運営できる種類
少人数、小規模で運営できるクラスは下記の3つです。
- オンラインレッスン/サロン
- ヨガ教室
- ヨガサークル
ヨガの資格を取って間もないビギナーの方は「ヨガサークル」から始めるのがおすすめです。
なぜなら、ヨガサークルなら参加者からの意見がもらいやすくレッスン内容についても、運営についても大変勉強になるからです。サークル活動に慣れてきてから「ヨガ教室」の運営をすると
レッスン料金の設定や場所の選定などの基準が理解しやすくなります。ちなみに「ヨガ教室」と「ヨガサークル」の違いについては
こちらの記事 >>>ヨガインストラクターとしての活動の始め方
で解説していますので併せて読んでみてください。
それでは一つずつ詳しく解説します。
オンライン
もし自分がオンラインレッスンを受講したい場合はどうやって参加したいクラスを探しますか?
スマホやPCで検索すると既存の大手スタジオや、大々的な広告を打ち出したオンライン専門のクラスが目に付くはずです。
では、自分でオンラインレッスンをしようとしたときどうやって人を集めればいいのでしょうか。大手のような不特定多数に向けた集客では、人の目に留まるとは思えませんよね。
なのでオンラインクラスを運営する前に、サークルやヨガ教室などの対面クラスを開講しオンラインでも受講可能にするか、定期的なオンラインクラスを作る必要がありますが
SNSのフォロワーさんが既に1,000人を超えているような場合はフォロワーさんに向けた集客を行ってもいいかと思います。
小規模オンラインクラスで使えるおすすめアプリ
・Zoom
無料版は40分の時間制限があります。制限時間内に収まるクラスなら無料版で十分ですが、60分クラスをやりたい場合は有料版を使うようにしましょう。
・YouTube
限定公開の機能を使ってのライブ配信か、レッスン動画の配信に向いています。
・LINE
グループ内のライブ配信機能を60分使うことができます。音声の遅れが出る場合がありますが、年齢を重ねた方には使いやすいようです。
どのアプリもネット環境により画像が止まったり、音声の乱れが出てしまう場合があることを参加される方にも理解を求める必要がありますが、小規模クラスの配信では使い勝手が良かったです。
他にも使えそうなアプリがあれば、親しい人に協力してもらい通信テストを行ってみるといいですね。
ヨガ教室
レッスンを行いたい場所に人を集めたいので、近隣もしくはレッスンを行う場所までの交通の便が良いと思われる地域へ「チラシのポスティング」を何度か行うか
町内会長に相談をして、回覧板にチラシを入れさせてもらうなど開講初期の集客には工夫が必要ですが、人間性やレッスン自体に問題が無ければ開講後は生徒さんがお友達を誘って来てくれるケースが多いです。
ヨガ教室を開講できる場所
・自宅
ご家族の同意があれば自宅を利用できますね。ただし、賃貸である場合は誓約・規約があるのでSNSでの宣伝などは控えなくてはいけません。オーナーさんに確認を取ってから活動するようにしましょう。
・地域、町内の会館/交流施設
レンタルスタジオより利用料金が安い場合がほとんどです。寒い時期に別途暖房費がかかる場合があるので利用の際には確認する必要がありますが、地域の方が徒歩で通えるため利便性が良く、生徒さん同士も交流しやすいというメリットがあります。
・レンタルスタジオ
時間/3,000円~5,000円の所が多いです。場所代を賄える人数が集まらなかった場合に備えて、開講費用は多めに設定しておく必要があります。寒い時期の暖房費用や別途かかる費用が無いかどうか開講前にしっかり確認しましょう。
・文化教室
開講するには申し込みをした上で審査に合格しなくてはいけませんが、既に文化教室で開講している先生が後任を探しているとの情報があれば「引継ぎ」といった形で開講できるチャンスがあります。
また、主催している会社により利益の分配率は違うことが予想されますから、お互いに納得できるよう契約時に交渉するようにしましょう。
ヨガサークル
ヨガの資格を取得中、もしくは資格を取って活動を始めたい方におすすめ。遠慮する気持ちから、料金設定が低くなりがちですが、次の活動へステップアップすることを考えればお友達同士、和気あいあいとした雰囲気の中でレッスン経験を積めるというメリットがあります。
ヨガサークルを開講できる場所
・自宅
・町内の会館/交流施設
・レンタルスタジオ
基本的には「ヨガ教室を開講できる場所」と同じです。ヨガ教室との相違点は、開講初期の段階で諸費費用をかけて生徒さんを募集するのではなく、お友達や親しい方に直接声をかけて仲間を募るといったところでしょうか。
運営前の準備
どんな形で運営をするにしても、必ず準備は必要です。ここからは具体的にどんなことを準備するのかを解説します。
・ペルソナの設定
・場所の選定
・宣伝方法
・料金の設定
一つづつみていきましょう。
ペルソナの設定
どんな人に来て欲しいのかをできるだけ詳細に設定します。例えば
など、できるだけ詳しく設定することで場所の選定やレッスンの方向性が見えてきます。また、開講後は集まった生徒さんの特長を踏まえ、どんなクラスにしていくのかを考えます。
場所の選定
ペルソナを設定したら、そういった人物が来てくれそうな地域から場所を選定します。利用料金が発生する場合は、暖房費などの追加費用がかかるのかの確認も行いましょう。
また利用するにあたり、規則がある場合はそちらも忘れずに確認するようにします。
宣伝方法
SNS、ブログをやっている場合は自分のアカウントで記事を発信するごとにハッシュタグを付けましょう。時間はかかりますが、ハッシュタグが育つとアクセス数が自然と上がり問い合わせも増えてきます。
また、チラシをつくっておけばサークルの場合でも手渡しできますし、教室なら必要な枚数を発注してポスティングすることができます。
ちなみに発注しなければならない程の枚数のとき、ナベちゃんは”ラクスル”を利用していました!また、SNS投稿用なら”Canva”がおすすめです。
料金の設定
まずはチケット制か都度払いにするかを決めます。ヨガ教室で一回のレッスン料金は1,200円~1,500円くらいが相場なので(地域により変わります)、サークルならもう少し低くした料金が妥当ですが、安くし過ぎないように気をつけましょう。
オンラインのレッスンは対面より価格設定が低い傾向があります。具体的な料金についてはSNSでオンラインレッスンを行っているアカウントをいくつか見つけて参考にするといいかと思います。
小規模運営のコツ
オンライン、サークル、教室、どの形でも開講した後は運営となりますが、「小規模」である強みは参加者と距離が近いことなので、参加してくれる生徒さんとのコミュニケーションを大切にすることを大前提に
- 年間のプログラムを作成すること
- 生徒さんの様子を見ながら強度を調節すること
- 生徒さん同士が交流できるようにすること
オンラインの場合生徒さん同士の交流は難しいですが、この3つのコツを実践することで長く運営できるクラスを作れるはずです。
まとめ
今回はヨガを「仕事」にしたい方へ、小規模クラスを運営する3つの方法を紹介しました。ちなみに3つの方法とは
- オンラインレッスン/サロン
- ヨガ教室
- ヨガサークル
です。どれを始めればいいのか分からない場合は、お友達に声をかけてヨガ友を作る感覚からサークルを立ち上げることがおすすめです。
下記の記事では自分に合った活動方法の見つけ方について解説をしています。せっかく運営するなら長く続けたいという方はぜひ併せて読んでみてください。
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