こんにちは!ナベちゃんです。
生徒さんが笑顔になれるような素敵な言葉かけをしたい!
ヨガインストラクターなら、誰でも一度は思ったことがあるはずです。
しかし実際はポジティブな表現を意識した声かけをしても笑で終わってしまったり、気づけば生徒さんの人数が減っていたりと、
「うまくいかないな。。。」そう思ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、どんなクラスでどんな言葉がポジティブに伝わりやすいのかについてまとめてみました。
クラスごとの具体例もあるので、クラスの雰囲気を盛り上げる言葉選びのコツがわかるようになります。
この記事でわかること
- 伝わりやすいポジティブな言葉の選び方
- クラス別伝わる言葉の具体例
- ポジティブになれるクラスづくりのポイント
生徒さんに「楽しかった!」と思ってもらえるような声かけをしたいという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
ヨガのレッスンで伝わりやすいポジティブな言葉の選び方
例えば「頑張って」という言葉でも、挑戦してあと少しという所でかけられるのならば頑張ることへの意欲も沸きます。
しかし、やってもいない事に関してただ「頑張って」と言われても頑張ろうとする気は起きないですよね。
つまり同じ言葉でも状況によってはポジティブにもネガティブにも捉えられるということです。
ヨガのレッスンでは生徒さんが心地良くレッスンに集中できるように言葉選びにも配慮する必要がありますから、日頃から可能であれば生徒さんとのコミュニケーションを大切にすることで、自然とクラスに適したポジティブな言葉を選べるようになるのではないでしょうか。
クラス別の伝わりやすい「ポジティブ」な誘導の言葉
シャヴァーサナの時「頑張って」という言葉を使うヨガの先生はいないですが、それはシャヴァーサナが頑張ってとるポーズではないからですよね。
では、クラスに置き換えてみるとリラックス系のクラスで「あと〇呼吸!」「はい!力強く!」などモチベーション重視の言葉をかけるとどうなるでしょうか?
もし自分が生徒さんであったら、恐らくそのリラックス系と思われるクラスへはもう参加しません。
では、どんなクラスでどんなインストラクションが「ポジティブな言葉」として伝わりやすいのか具体的に見ていきましょう。
リラックス系のレッスン/共感することを意識した言葉
「こういう時はこういう気持ちになりますよね」といった具合に、気持ちに寄り添うことを意識した具体例です。
- 辛いと思う気持ちも一緒にほぐしましょう。
- キツイと感じられるのは楽にできることを知っているからです。今だけは楽に過ごしてみましょう。
- できていなかなと思うと焦りますよね。目を閉じてゆっくり呼吸しましょう。
- このポーズは息苦しいですよね。苦しさから解放されるつもりで心地良い力加減を見つけてみてください。
- 視覚的に周りが見えないと不安になることもありますが、私が代わりに見ていますから大丈夫ですよ。
辛い、キツイ、焦り、苦しい、不安など、ネガティブな感情を認めると、安心感が生まれやすくなります。心身共にリラックスできるクラスづくりのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
リラックス系のレッスンでは共感することを意識した言葉がポジティブに伝わりやすいです。
ヴィンヤサ系レッスン/ヨガの楽しさを伝える褒め言葉
ヨガのレッスンで褒められて嫌な気になる人はいません。誉め言葉は相手の心をほぐし、身体の緊張も和らげてくれます。
- ん~!伸び具合いが素晴らしいです!
- ナイスです!
- 今までで一番いいんじゃないですか!?
- みなさん感が鋭い!冴えてますよ!
- 今の集中力、素晴らしかったです!
誉め言葉も使い過ぎるのはどうかと思いますが、タイミングがあればヴィンヤサ系というクラスに限らず、できるだけ伝えたい言葉ですね。
ヴィンヤサ系のレッスンでは、ヨガの楽しさを伝える褒め言葉がポジティブに伝わりやすいです。
フィットネス系のレッスン/モチベーションを重視した言葉
フットネス系などの明確なテーマのあるプログラムのレッスンでは、分かりやすいゴールを設定するとモチベーションが保たれやすくなります。
- あと〇〇呼吸です!
- あと3つカウントします。
- この流れをテンポアップします。
- もう一つ踏み込むと○○の引き締めに効果的です。
- ○○に効かせます。目線を定めてもうひと踏ん張り!
動きの多いクラスで生徒さんのヤル気を引き出すには、わかりやすく具体的にどこに効かせるのかを宣言するのもポイントです。
フィットネス系のレッスンではモチベーションを重視した言葉が、ポジティブに面白さや楽しさとして伝わりやすいですね。
では、また参加したいと思えるクラスの特徴を見ていきましょう。
また参加したいと思うクラスはどんなクラス?
ヨガのレッスンに参加する生徒さんの立場で考えてみると
- 先生が明るい・面白い・品がある
- 効果がありそう・説得力がある・レッスンが分かりやすい
- クラス全体の雰囲気が明るい・馴染みやすい
など、インストラクターの人柄やクラスの雰囲気などが「また参加したい」と思うポイントです。
先生が明るい・面白い・品がある
明るくハキハキとした言葉遣いをする先生は面白いと感じますし、また会いたくなりますよね。
効果がありそう・説得力がある・レッスンが分かりやすい
「どうしたら何に効果的なのか」が納得できる声かけだったり、「ここに効いている」と実感できる誘導があるクラスにはまた参加したいと思いませんか?
クラス全体の雰囲気が明るい・馴染みやすい
明るい表情やポジティブな言葉遣いは、クラス全体の雰囲気も明るくしてくれますよね。緊張感の漂うクラスより、明るい雰囲気のクラスの方が私は好きです。
「また参加したい」と思うクラスの共通点
「また参加したい」と思うヨガクラスの共通点は「ポジティブな言葉遣い」ではないでしょうか。元気になれる声かけや効果をポジティブに捉える声かけは
体験の方だけではなく、いつも参加してくれている生徒さんにとっても「また参加したい」「続けたい」と思える大きなポイントでもあります。
まとめ:素敵な言葉かけでヨガのレッスンに彩りを
今回は「ヨガのレッスンで意識したいポジティブな言葉の選び方」について解説をしました。
大切なのは「言葉の選び方」です。
どういったプログラムのクラスなのかによって言葉の選び方を変えれば、それだけで生徒さんへポジティブな印象として伝わりやすくなります。
下記の記事ではヨガのレッスンに特化した【心に響く言葉】を紹介していますので、是非あわせて読んでみてください。
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