今回は、ヨガマットの失敗しない選び方についてまとめてみました!
この記事でわかること
- プラクティショナーがヨガマットにこだわる理由
- ”マンドゥカ”ヨガマットの失敗しない5つの選び方
- マットが滑る?対処とメンテナンス方法
マンドゥカのヨガマットは、一生ものと言われる程耐久性に優れています。
しかし日々のメンテナンスや選び方を知らなければ一生ものと言われるヨガマットでも、その寿命を縮めてしまう原因になりかねません。
そこで今回は、自分に合ったヨガマットを選ぶ具体的な方法についてヨガマットのシリーズを比較しながら、長く愛用するために必要な日々のお手入れの方法についてまとめます。
ヨガマットにこだわるのはなぜ?アーサナが安定する「グリップ」の力
ヨガマットは身体の安定に欠かせない大切なアイテムです。
力強いアーサナや上級者が行うヴィンヤサなどではマットの信頼できるグリップが集中力を高め、心身を安定させるという役割があります。
「バンダ」と呼ばれる体の力だけではない繊細な呼吸の力も、マットのグリップに不安があればアーサナへの集中が途切れてしまうからです。
一方で、ヨガマットのグリップが強すぎると足や手などが擦れた時に皮がむけてしまったりすることがあるので、
自分のレベルや用途に合わせたマットを選ぶ必要があります。
ヨガマットの選び方/失敗しない5つのポイント
失敗しない為のヨガマットの選び方を今回は5つ紹介します。
- お手入れのしやすさで選ぶ
- 使う場所はどこなのかで選ぶ
- どんなヨガをするのかで選ぶ
- 「こうなりたい」という目標から選ぶ
- 譲れない「こだわり」から選ぶ
一つづつ詳しく見ていきましょう。
1.お手入れのしやすさで選ぶ
ヨガマットはお手入れが必要です。ヨガをすると少なからず体から出た汚れが付着します。
例えば鏡をベタっ!と触るとどうなるでしょうか?当然手垢が付いて、次に鏡を覗いた時とても気になるはずです。
ヨガマットは手足を何度となく着くものなので汚れは目立たなくても清潔に保ちたいですよね。
具体的なお手入れの方法は次の2つです。
- ヨガを行うごとにマットクリーナーで拭く
- ザっと水洗いをして風通しの良いとろに干す
重さのあるマットの場合、水で洗ったり干したりするのは正直大変ですが、その代わり面倒でも毎回マットクリーナーを使って丁寧に拭けば清潔に保つことができます。
ウレタン製や軽量なヨガマットはマットクリーナーを吸収してしまう場合があるので、使用後は軽く拭いて時々洗って干すという方も多いです。
どういったお手入れが自分に合っているのかで、ある程度選ぶマットが選定されます。
2.使う場所はどこなのかで選ぶ/利便性の比較
持ち運ぶのか、自宅か置きマットかと、使う場所によってもマットの種類を選ぶことができます。
軽量 | 折りたたみ | 利便性 | |
BEGINビギンシリーズ | ○ | × | 持運びしやすい |
eKO エコスーパーライト トラベルマット | ○ | ○ | 持運びしやすい |
PROlite プロライト | × | × | 宅練、置きマット向き |
PRO プロ ヨガマット | × | × | 宅練、置きマット向き |
丸めて持ち運ぶのなら軽いマット(BEGINビギンシリーズ)
収納したいなら折りたためるマット(eKO エコスーパーライト トラベルマット)、
自宅やヨガスタジオなど用の置きマットなら利便性ではなく使いやすいかどうかで種類を選定する方法です。
3.どんなヨガをするのかで選ぶ/素材・安定感の比較
ゆったりとしたやさしいヨガをメインで行う方のマットは、強いグリップより軟らかさのあるTPE素材のヨガマット(BEGINビギンシリーズ・X エックスマット )がいいと思いますが
逆にアシュタンガヨガなどの沢山動くヨガをされる方は、安全と安定を重視したグリップ力のあるPVC素材(PRO プロ ヨガマット)か、天然ゴムのeKO エコヨガマット が使いやすいと思います。
表面素材 | 特徴 | 安定感 | |
BEGINビギンシリーズ | TPE | サラリとしているが程よいグリップ | △ |
X エックスマット | TPE | 布のような触感で程よいグリップ | ○ |
PRO プロ ヨガマット | PVC | 引っ掛かりのない強めのグリップ | ◎ |
eKO エコヨガマット | 天然ゴム | 滑らないとても強いグリップ | ◎ |
同じマットでもヨガの種類が違えば使い勝手も変わりますので、目的に合わせたマットを選びたいところですね。
4.「こうなりたい」という目標から選ぶ
私はアシュタンガヨガを練習していますが、ジャンプスルーを出来るようになりたくて
誤魔化しが効かない程のグリップ力のあるeKO エコヨガマット をボロボロになるまで使っていました。
何か挑戦したいアーサナや、こうなりたい!という理想に近づくためのアイテムとしてヨガマットを選ぶのもいいと思います。
5.譲れない「こだわり」から選ぶ/素材・臭いの比較
色・質感・素材などのこだわりの他に、「臭い」も選ぶ基準として捉えている方も実は多いです。
マンドゥカのヨガマットの素材はTPE(エラストマー)かPVC(ポリ塩化ビニル)、天然ゴムですが、使い始めはどちらも臭いが気になるという方がいます。
しかし、TPE製のヨガマット(BEGINビギン・Xマット シリーズ)PVC(プロシリーズ)は暫く使うと臭いも気にならなくなる一方で
ゴム製のヨガマット(エコシリーズ)はゴムの臭いです。使い込むとさすがに気にならなくなりますが、アレルギーなどお持ちの方は慎重に選びたいですね。
表面素材 | 臭い | |
BEGINビギンシリーズ | TPE | 使い込めば気にならない |
X エックスマット | TPE | 使い込めば気にならない |
PRO プロ ヨガマット | PVC | 使い込めば気にならない |
eKO エコヨガマット | 天然ゴム | ゴムの臭い |
滑るのはヨガマットのせい?手足が滑りやすい人の特徴
- 手汗、足汗が多い
- ボディクリームやハンドクリームを使っている
- ヨガマットのお手入れ不足
手や足など、マットに触れる部位に汗をかきやすいとどんなヨガマットを使っても滑ります。
得に夏場はスキッドレスを併用すると汗も気にならなくなるのでオススメです。
ヨギトース・スキッドレスまた、ボディークリームやハンドクリームなどの油分はマットを滑りやすくしてしまう一番の原因になるので、
ヨガの前に石鹸を使って皮膚の油分を落とすか、こちらもスキッドレスとの併用で滑りを押さえることができます。
手足の油分はどうしてもマットに残るので、お手入れを怠るとそれだけで滑りが出てきがちです。
マットクリーナーなどを使って大切にお手入れすると衛生面だけではなく、ヨガマットも長く使えて一石二鳥ですよ!
下記の記事では、夏でも手荒れが酷く薬剤やハンドクリームを欠かせない私が長年愛用している「マンドゥカの名作」と言えるスキッドレスについてレビューしていますので、是非あわせて読んでみて下さい。
太陽はヨガマットの寿命を縮める可能性あり
強い日差しや直射日光の当たる場所での保存は、変色や劣化などヨガマットの寿命を縮める可能性があるので注意が必要です。
ヨガマットを新調すると以前使っていたマットは保管するか処分しますが、保管の際には日光を避け時々広げてあげると必要以上に傷むのを防ぐことができます。
処分する場合はハサミなどでカットしてお住まいの地域で指定された日にゴミとして出しましょう。
「マンドゥカ」で自分に合ったヨガマットを見つけよう
どんなに良いマットでも自分に合っていなければ使わなくなってしまうかもしれません。
マンドゥカのヨガマットは一生ものと言われるくらい耐久性に優れ、用途に応じたラインナップも豊富なことからプロに愛用者が多いことも納得できるヨガブランドです。
今回紹介した5つの選び方
- お手入れのしやすさで選ぶ
- 使う場所はどこなのかで選ぶ
- どんなヨガをするのかで選ぶ
- 「こうなりたい」という目標から選ぶ
- 譲れない「こだわり」から選ぶ
を参考に、ぜひご自分に合ったヨガマットを探してみて下さいね!【PR】
ヨガマットについてよくある質問
Q.グリップが強いヨガマットはどんなマットですか?
マンドゥカでは「エコライト」「トラベルマット」のグリップが強いです。「エコライト」は溝が模様の様に入っていて滑りにくく、「トラベルマット」は表面の素材が吸着するような感覚です。
Q.アシュタンガヨガをしている人は、どうしてみんな同じマットを使っているの?
アシュタンガヨガを日々練習している人はブラックマットと呼ばれる「PRO」の愛用者が多いです。ヴィンヤサを繰り返すと足を返す部分がすり減りますが、
ブラックマットは耐久性があり、なおかつ程よいグリップで安心して身体を預けることができます。
Q.外ヨガでマットを汚したくないのですが。。。
マットの下にビニールやレジャーシートを敷いたり、使い古したマットを外ヨガ用に使っている人が多いです。
せっかくの外ヨガですから、汚れを気にせず楽しみたいですよね。
Q.ヨガインストラクターはレッスンでどんなマットを使っていますか?
クラブやスタジオで用意されたものを使う場合と持参する場合がありますが、マンドゥカでは軽量で持ち運びに便利な「Begin」を持参するインストラクターが多いです。
Q.ヨガマットの厚みはどれくらいがいいですか?
頻繁に持ち運ばないのであれば、5mm~6mmがクッション性もありながら安定感も損なわないのでおすすめです。
まとめ:マットを選んで日々のプラクティスを快適に
今回は、「プロに愛される”マンドゥカ”ヨガマットの選び方」についてまとめました。
日々のプラクティスで身体を預ける大切なアイテムだからこそ「誰かが使っているから」ではなく、しっかりと自分に合ったヨガマットを選びたいですよね。
ちなみに今回紹介した5つの選び方は
- お手入れのしやすさで選ぶ
- 使う場所はどこなのかで選ぶ
- どんなヨガをするのかで選ぶ
- 「こうなりたい」という目標から選ぶ
- 譲れない「こだわり」から選ぶ
でした。また、プラクティスのパートナーとして愛用していくためには日々のお手入れも大切です。
毎日のように使うマットクリーナーも、ぜひマンドゥカで探してみてください。【↓PR】
このサイトでは、ヨガインストラクターが悩みがちなことを自分で解決できるようになるヒントを【イントラ学】として配信をしています。
ヒントは使ってこそ実力となっていきます。迷ってしまった時や壁にぶつかった時にはヒントを探しにまた覗きに来てください。宜しくお願いいたします。
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