こんにちは!ナベちゃんです。
安定感のある美しいバランスのポーズは憧れますよね。本当に見ていて綺麗です。
そこで今回は、「バランスのポーズが上達するトレーニングの方法」についてまとめてみました。
この記事でわかること
- バランスのポーズが上達する方法
- トレーニングに取り入れたいポーズ
- バランスポーズの効果
ただ何となくやってみても、グラグラしてしまって苦手だと思う人も多いのがバランスのポーズです。
しかし、そういった人でも体の使い方をトレーニングすると憧れの安定した美しいポーズをとることができるようになります。
この記事では、軸が安定するトレーニングの方法を紹介していますので、見た目の美しさだけではなくそこに「隠された嬉しい効果」を得たいという方はぜひ参考にしてみて下さい。
バランスのポーズが安定する方法
バランスのポーズを上達させてくれるのは、脚を上手く使うことです。
まずは体が安定する3つのトレーニング方法を紹介します。基礎体力や代謝upの効果も期待できますので、ぜひ順番にやってみてください。
- 足の指を使えるようにする
- 土踏まずを引き上げる
- 膝を伸ばす
では、一つづつ具体的なトレーニング方法を見ていきましょう。
バランスのポーズを安定させる方法①足の指を使えるようにする
片足で立った時、足の指はバランスをとるための重要な部位です。
足の指、使えますか?足でグーチョキパーをしてみましょう。普段座っている事が多い方は難しい場合もありますが毎日少しずつ練習すると、できるようになります。
足の指を使う:嬉しい効果
足の指を使えるようになると普段の生活でも疲れにくくなったり、代謝も上がりやすくなるので「痩せたい」という方にもおススメです。
バランスのポーズを安定させる方法②土踏まずを引き上げる
土踏まずを引き上げると脚全体で上半身を支えられます。
立って足の指を広げ床を握るようにしながら背伸びをし、そこからゆっくりとカカトを下ろしてみると土踏まずが引きあがります。
土踏まずが上手く引きあがらない時は、少し時間をかけて①をやってみてください。
ヨガの経験者であればダウンドックでやってみると、力の伝わり方が変化するのを感じ取れるかと思います。
土踏まずを引き上げる:嬉しい効果
土踏まずを引き上げると脚全体がキュッ!と引き締まる効果が期待できますので、下半身が気になるという方はバランスのポーズと一緒にぜひ続けてみましょう。
バランスのポーズを安定させる方法③膝を伸ばす
膝を伸ばそうとすると腰も伸びやすくなり、上半身を安定させてくれます。
足を腰幅くらいに広げて両手は腰に当てましょう。片足だけ床から30㎝程度持ち上げて、真っ直ぐキックをするように踵を蹴り出します。
脚を持ち上げたまま、勢いを付けない様に気を付けながら蹴り出す動作を何度が繰り返しましょう。
膝を伸ばす:嬉しい効果
体力が上がり疲れにくくなる、柔軟性が上がる、ヨガのポーズが安定するようになるといった効果が期待できます。また、これからダイエットをしたいという方の基礎体力づくりにもオススメのトレーニングです。
ヨガのバランスポーズ3選
①~③のトレーニングと一緒に行うと効果的なおすすめバランスポーズを3つ紹介します。健康のために体力をつけたい、身体を引き締めたいという方はぜひ参考にしてみてください。
木のポーズ:ヴリクシャーサナ
足の指が使えるかどうかがポイントのポーズです。グラグラしてしまう時は足の指でしっかりと床を押すイメージで力強く脚全体を強化します。
また、お尻が緊張し過ぎないように気を付けると骨に近い筋肉が働きやすくなるので、お腹周りの引き締め効果も期待できるポーズです。
半月のポーズ:アールダチャンドラーサナ
膝を伸ばそうとする力を使うのがポイントのポーズです。上げた方の足をしっかりと蹴り出すことで下半身の引き締めに効果的です。私もこのポーズにはとてもお世話になりましたよ!
ワシのポーズ:ガルーダサナ
①~③で行ったトレーニングを総動員するのがポイントです。腰に当てた手で骨盤を押さえながら足を絡ませると、やりやすくなります。
バランスのポーズの効果
ヨガのバランスのポーズはボディラインを整えてくれるということの他にも、日々の健康を維持するために大切な筋力を育てる効果も期待できます。
体幹が鍛えられる
バランスのポーズは身体の軸が崩れないように保とうとすることで体幹が強化されます。
立っている状態から片足を床から離すと身体はグラグラと不安定になりますが、崩れないようにバランスを取ろうとしたときに使われるのが体幹です。
バランスのポーズはその体幹の中でも骨格に近いインナーマッスルが強化され、日常の生活では姿勢が良くなることも期待できます。
骨盤を整える力がつく
バランスのポーズをとるには骨盤を安定させる必要があるため、整えようとする力がつきます。
骨盤を支える筋肉が弱いと重心がブレてしまい、上手くポーズをとることができません。しかし「やろう」とすることで安定させる力が働き、その結果骨盤の傾きが整いやすくなります。
集中力がアップする
バランスのポーズに必要な「整った呼吸」と「一点に集中する目線」は集中力を上げてくれます。
力み過ぎても目線が定まらなくてもバランスはとれないですし、呼吸が一定でなければ身体はグラグラします。
力と目線と呼吸の3つをちょうどいいバランスで保とうとする力は、日常生活で「今」に意識を向ける練習にもなり、その結果が集中力として現れます。
バランスのポーズにはこんなメリットも!
ヨガのバランスのポーズがもたらすメリットは、ただ体力をつけるだけではありません。日々溜まるストレスと上手に付き合い、過剰な努力から意識的に一歩引く方法を学ぶことができます。
バランスのポーズでは「力と目線と呼吸」を安定させることがポーズそのものを安定させてくれますが、どこに力を注ぎ、どこで力を抜くかを判断する能力が養われ、
目の前の状況に集中することは日常生活でのストレスマネジメントとして内面の安定へと繋がります。
まとめ:バランスのポーズで体を健康的に引き締めよう!
今回は、「バランスのポーズが安定する!上達する方法と嬉しい効果」についてまとめました。
バランスのポーズは力み過ぎても緩み過ぎても不安定になります。ぜひご自身にとってちょうどいい「力と目線と呼吸」のバランスを見つけてみて下さいね。
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