こんにちは!ナベちゃんです。
今回は、「朝の太陽礼拝」と「夜の太陽礼拝」の効果の違いについてまとめてみました!
朝の清々しい時間に行う太陽礼拝は、一日の始まりにエネルギーを充填するだけでなく、心身の巡りをよくすると言われていますが夜の太陽礼拝はNGなのでしょうか?
太陽礼拝は毎日行うと体が元気になっていくと聞きますが、朝はどうしてもバタバタして時間も気持ちにも余裕がないという人もいますよね。
今回は「朝の太陽礼拝」と「夜の太陽礼拝」、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
知識が増すことによって夜のヨガレッスンにも自信を持って太陽礼拝を取入れられるようになりますので、ヨガインストラクターの方もぜひ参考にしてみてください。
太陽礼拝の順番とポーズの名前
流派によって多少の違いはあるようですが、基本的な構成はどれも同じです。
太陽礼拝はポーズの順番が既に決まっていて頭で考えずに行えるため、より呼吸・目線に集中できる素晴らしい流れですよね。
全身に呼吸を巡らせ、思考がクリアになる感覚から「何となく朝行われる理由がわかる気がする」と思う方もいるはずです。
では「感覚」ではなく、具体的にどうして朝に行うのが好ましいのかを解説します。
太陽礼拝は、なぜ朝にするのが効果的なのか
眠っている時、人の体に巡っているのは睡眠に必要な最小限のエネルギーで、朝の目覚めと共に少しずつ活動に必要なエネルギーを巡らせようとしますが
そこに太陽礼拝を行うことでエネルギーの流れが活性化され、身体も思考もスタートダッシュができる状態になります。
エネルギーとは?
「エネルギー」と聞くとスピリチュアルなイメージですよね。しかし、少し言い方を変えれば
「力がみなぎる」「パワーが溢れる」「やる気に満ちる」など、普段耳にするような聞きなれた現実的な言葉でも表現できます。
人の体の中は当然ですが外から目で見る事は出来ません。また、例えば立ち上がろうとしたときに「立つ」という「意識」が働かなければ立つことができないように
人の身体に備わっている外側から目で見ることのできない「力」全般が、ヨガでは「エネルギー」と表現されています。
巡りが良くなるってどういうこと?
「循環が良くなる」と言い換えればわかりやすいでしょうか。そもそも、血流やその他体液が全身にバランスよく流れていれば体調は絶好調な状態のはずですよね。
ところが日常の生活を送る中で、姿勢や生活環境や食生活の乱れなどの要因により、血流などの流れが悪くなることで身体のバランスが崩れ
疲労感や痛みといった形で身体から
「何とかしてください。。。」
というサインが出ます。
身体の循環をその時のベストな状態に近づけようと何かするときの表現として、ヨガでは「巡り」という言葉が使われていることが多いです。
確かに表現としては「循環を良くしましょう」より、「巡りを良くしましょう」の方が言葉として耳に心地良い気がしますよね。
夜の太陽礼拝はNG?
率直に言うとOKです。名前に「太陽」と付いていると、朝のイメージもあり「朝に行うもの」と思ってしまうのもわかりますが、ヨガはどんな時間に行っても良いものです。
朝の太陽礼拝のメリット
身体にエネルギーが満ちて、一日を元気に過ごせます。最大のメリットとしては集中力が増すことと、毎日続けることで体力も向上しポジティブな思考になってくることでしょうか。
夜のヨガとしてのメリット
意識せず呼吸を観察すると、朝行う時より呼吸が長く感じられますから、身体を休ませる前に余分な力みを手放すためのヨガとして有効と言えます。
身体がほぐれることで睡眠の質が上がり、身体をしっかり休ませることができるのが夜のヨガとしてのメリットですね。
太陽礼拝を毎日行うことで期待できる効果
太陽礼拝を毎日続けることで期待できる効果は実に多いです。
人によっては更に感じられる効果もあると思いますが、太陽礼拝を含めたヨガ全般に言えるのは、毎日行うことで心身が健やかになるということではないでしょうか。
ヨガインストラクターとして人前に立ち続けるためには、強いメンタルが必要です。身体が強くなれば心も強くなりますから、インストラクターさんにこそ毎日の太陽礼拝をおすすめします。
朝と夜の効果の違い
「太陽礼拝」は朝に行えば一日を元気に過ごすことができて、夜に行えば一日の疲れを癒し睡眠の質が上がるというように、行う時間帯によって期待される効果も変化します。
夜のレッスンで太陽礼拝を行うのであれば、メリットを伝えながら深くゆったりとした呼吸の誘導をすると参加される方も効果を実感しやすいかもしれないですね。
まとめ
今回は太陽礼拝について、朝にする場合と夜にする場合のそれぞれのメリットと効果の違いを解説しました。
ヨガインストラクターとして基本とも言える知識を得ることは非常に重要ですが、レッスンでは自らの体験したこと、体感したこを伝えるからこそインストラクションに説得力が生まれます。
下記の記事では近年、年末のヨガ納めとして定着した「108回太陽礼拝」を行う前に知っておきたいことを紹介していますので、是非あわせて読んでみて下さい。
よろしくお願いいたします。
コメント
Regards for helping out, superb info. “The four stages of man are infancy, childhood, adolescence, and obsolescence.” by Bruce Barton.