フローヨガとは?効果や特徴とシークエンスを作るコツ

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シークエンス
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こんにちは!ナベちゃんです。

呼吸のタイミングをを大切にしたフローヨガって動いていても心地が良いですよね。

その反面、「パワーヨガ」「ヴィンヤサヨガ」「フローヨガ」。。シークエンスを作ろうとすると「あれ?」となりがちなのが現実です。

そこで今回は、「パワーヨガ・ヴィンヤサヨガ・フローヨガ」の違いを明確にしたい」という方向けに

シークエンス作りに役立つ「フローヨガ」の効果や特徴についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

に引き続き、シークエンスの例もあります。

フローヨガとは?

呼吸に合わせて流れるように断続的にポーズをとっていくヨガ。発祥が何処であるかなど明確なものはなく、ヨガの歴史の中でヴィンヤサスタイルが現代風にアレンジされたものと考えられます。

レッスンの流れは呼吸と連動し「しなやか」に動くという印象です。

しかしクラスの強度によってはパワーヨガとの違いも曖昧になりがちなことも多く、ヨガインストラクターとしてプログラムを区別するために

「パワーヨガは筋トレの要素が多く」「フローヨガはストレッチの要素が多い」という認識でレッスンを行っていました。

なので、フローヨガとは呼吸に合わせてストレッチ要素を多く含んだポーズを連続して行うヨガという考えです。

フローヨガの特徴

太陽礼拝をベースに呼吸と連動しながら「しなやか」に流れるように心地良く動くのが特徴です。

一呼吸一動作を基準に動いていくので代謝が上がりやすく、ダイエットをしたい方がボディラインを整えるために好むレッスンであることも特徴の一つではないでしょうか。

また、ヨガ歴の長い方がヨガそのものを楽しむことを目的としてレッスンに参加されることも多いほど多種多様な効果が期待できるのもフローヨガの特徴です。

フローヨガとパワーヨガの違い

フローヨガとパワーヨガは、キープ時間の違いがあげられます。

フローヨガは一つのポーズで長くても3呼吸程で筋肉を伸ばすという感覚ですが、パワーヨガは5呼吸前後と長くキープすることで筋力に働きかけるようなイメージです。

しなやかなフローヨガに対し、パワーヨガは力強いといった違いがあります。

ヴィンヤサヨガとの違いは?

ヴィンヤサヨガの始まりはアシュタンガヨガよりも古いとされる1910年代~1930年代頃ヨガ指導者ティルマライ・クリシュ ナマチャリヤにより開発された体力アップを目的としたポーズを連続で行うスタイルのヨガ。

後にクリシュ ナマチャリヤが築いたヴィンヤサのシステムを元に、弟子であるシュリ・K・パタビジョイスにより現在のアシュタンガヴィンヤサヨガが創設されたとされています。

つまりヴィンヤサヨガとはアシュタンガヨガのベースであるということから、断続的に動くことで心身の感覚を研ぎ澄ませるヨガと言えます。

呼吸と連動するようにポーズを連続して行うというところはフローヨガとヴィンヤサヨガの共通点ではありますが

一般的なレッスンでのヴィンヤサヨガは、ポーズとポーズの間に「ヴィンヤサ」を入れる回数が多くフローヨガは、ヨガ初心者も親しめるようにアレンジされたものと考えると

個人的なイメージにはなりますが、分かりやすく例えると

  • ヴィンヤサヨガ⇒ジョギング
  • フローヨガ⇒ウォーキング

といった違いではないでしょうか。

フローヨガの効果

アライメントにこだわり過ぎることなく、流れるように進むレッスンは気持ちを落ち着かせ血液の循環を促すため代謝アップの効果も期待できます。

また、キープは短くしなやかに動くので筋肉への負担はパワーヨガなどに比べると少なく、しなやかに心身の健康を保つことに適したヨガと言えます。

フローヨガに期待される代表的な効果として

  • 柔軟性が向上する
  • ダイエット効果
  • 体力の向上
  • ストレスの解消
  • リラックス効果

の5つについて身体的な効果と精神的な効果に分けて詳しく解説をします。

フローヨガの効果/身体への効果

  • 柔軟性の向上
  • ダイエット効果
  • 体力の向上
フローヨガは柔軟性の向上が期待できる

フローヨガでは「しなやか」に動くシークエンスが多く、繰り返すことで身体を伸ばすコツが掴めたり関節の可動域が広がることから柔軟性が向上していく感覚があります。

フローヨガはダイエット効果が期待できる

ゆったりとした呼吸を大切にしながら断続的に動くことで、代謝が高まります。実際に動いてみると身体が温まっていく感覚がよくわかりますよね。

代謝が高まればダイエット効果も期待できるということになります。

フローヨガは体力の向上が期待できる

普段の生活でも歩き続ければ最初は辛くても、慣れてくる頃には体力が付き長い距離を歩いても「疲れにくくなる」ことと同じように、フローヨガも

断続的に動くことに慣れると自然と体力がつき、ダイナミックな動きも心地良さに変わっていきます。

フローヨガの効果/精神への効果

  • ストレスの解消
  • リラックス効果
フローヨガはストレスの解消が期待できる

フローヨガに限らず、気持ち良く身体を伸ばすヨガは気持ちをリフレッシュさせる効果があります。朝起きた時に伸びをすると身体が目覚めることと同じように

それを繰り返すような動きをすることで日々溜め込んだストレスを軽減・解消するといった効果が期待できます。

フローヨガはリラックス効果が期待できる

呼吸と連動しながら心地良く動くフローヨガは筋肉がほぐれ、内側から身体が温まってくる感覚があります。

そのため、慣れている人であればレッスン後半にかけて眠たくなった経験のある方も多いはずです。自分に合っている強度のレッスンであれば「眠気」を誘うくらい「リラックス効果がある」と言えるのではないでしょうか。

フローヨガのシークエンスを作るコツ

キープ時間は短く、しなやかに、少しずつ動きを大きくしていくのがコツです。

基本的には一呼吸一動作をしますので、いわゆるバリエーションが多く使われるのがフローヨガのシークエンスの特徴です。

そのため、太陽礼拝をベースに波のようなレッスンの流れを作ることがポイントとなります。

リラックス系フローヨガのシークエンス例

代謝アップ系フローヨガのシークエンス例

フローヨガの効果を引き出すコツ

関節を大きく動かすことです。関節が大きく動けば代謝があがり、かつ筋肉もほぐれ柔軟性が増してくるとレッスンそのものが楽しく感じられるようになります。

また、キープ時間が長くならないようアライメントにこだわり過ぎないことが大切です。キープ時間が長いとパワーヨガやヴィンヤサヨガのレッスンのような「力強さ」が出てきてしまうため

フローヨガの効果を引き出すコツは「しなやか」を優先することになります。

まとめ

今回はフローヨガとは?効果や特徴とシークエンスを作るコツについて解説をしました。

効果や特徴については生徒さんに伝える機会も多いですので、この記事で紹介した代表的なことについては忘れないようにしておきたいですね。

また、フローヨガのシークエンスは動きのパターンを沢山持っておくと強度に関わらず、どんなフロー系のヨガにも対応できる実力に繋がります。

下記の記事では実例を入れたテンプレートを使ってシークエンスの組み方を解説していますので、ぜひあわせて読んでみてください。

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